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【出産費用】妊娠から出産まで実際にかかった費用、妊婦健診など全部でいくらかかる?

妊娠発覚から出産にいたるまで、母子手帳をもらったら補助券がもらえるというけれど、ぶっちゃけ出産までに妊婦健診はいくらかかるの?入院費用は?出産費用は?とお金の心配が絶えません。
産婦人科のHPを見に行っても、妊婦健診は1回5,000円~10,000円と相場もバラバラ

そもそも補助券を使用した場合でいくらかかるのか自分で把握しておきたかったので、ここでは実際に私が支払った金額を記録に残しておこうと思います。

2019年6月下旬:市販の妊娠検査薬で陽性と出る
ちなみに妊娠するまでに、約半年間で妊娠検査薬代だけで1万円ほどかかりました。

妊活中の妊娠検査薬の比較記事はコチラ↓
【妊活】妊娠検査薬の反応(妊娠した時と妊娠しなかった時の違い)

■ 7月8日 7,820円 産院を初めて受診
尿検査とエコーで胎嚢を確認するも心拍が確認できなかったため、2週間後にもう一度来て下さいと言われました。

■ 7月24日 1,810円 赤ちゃんの心拍が確認できたため、出産予定日を教えてもらい、次回までに母子手帳をもらってきて下さいと言われました。

住んでいる市の保健センターへ下記の持ち物を持って母子手帳をもらいに行きました
ちなみに保健センターより保健センター分室が近ければ、そちらで大丈夫だそうです。
保健センター(または保健センター分室)で妊娠届出書をもらい、その場で出産予定日、受診した病院名、妊娠出産歴などを記入しました。

妊娠届出書例↓

妊娠届出書例

のいずれか

① マイナンバーカード(個人番号カード)

② マイナンバー通知カード(個人番号通知カード)と顔写真付き身分証明書1点(下記の中から1点)
・運転免許証
・パスポート
・住民基本台帳カード
・在留カード
・公的機関の交付する写真つき手帳など

③ マイナンバー通知カード(個人番号通知カード)と顔写真なし身分証明書2点(下記の中から2点
・健康保険証
・国民年金手帳
・児童扶養手当証書等

妊娠届出書を提出し、上記の持ち物で身分が証明されれば、母子手帳妊婦一般健康診査受診票(補助券)などを交付されました

<妊婦健診1回目> 2019年8月26日
29,020円(うち2,300円はエコーの動画を保存するためのUSBスティック代)ー24,060円(補助券)=5,910円 診察、血液検査、おりもの検査

<妊婦健診2回目:約1ヶ月後> 9月25日
7,270円ー3,800円(補助券)=3,470円 診察、子宮頸管計測

<妊婦健診3回目:約1ヶ月後> 10月25日
7,330円ー3,800円(補助券)=3,530円 診察、便秘のため下剤1本を処方してもらいました。

<妊婦健診4回目:約1ヶ月後> 11月22日
6,990円ー3,800円(補助券)=3,190円 診察

<妊婦健診5回目:約2週間後> 12月2日
20,330円ー10,680円(補助券)=9,650円
診察、血液検査、下剤2本、貧血のための鉄剤、脚がつるため芍薬甘草湯を処方してもらいました。

<妊婦健診6回目:約2週間後> 12月16日
9,290円ー9,100円(補助券)=190円 診察、心電図

ここから実家へ里帰りで市外の病院を受診のため、補助券が使えず、検診代が一旦全額自己負担となりましたが、ここでは補助券を使った場合の金額を載せます
※後日、保健センターへ「妊婦健康診査助成金」の交付申請をすることで、補助券分の金額を銀行振込などで返してもらえます。

<妊婦健診7回目:約3週間後> 2020年1月6日
(本当は2週間後予定だったがお正月休みで病院が休みだったため)
7,000円ー6,900円(補助券)=100円 診察、NST(赤ちゃんの心拍とお腹の張りを調べる)

<妊婦健診8回目:約2週間後> 1月17日
11,670円ー16,620円(補助券)=0円 診察、血液検査、おりもの検査

<妊婦健診9回目:約1週間後> 1月25日
5,500円ー3,800円=1,700円 診察

<妊婦健診10回目:約1週間後> 1月31日
7,220円ー3,800円=3,420円 診察、NST、カンジダのため薬を入れてもらいました。

2月23日が出産予定日でしたが、2月2日に高位破水のため即入院となり、TOLAC(既往帝王切開後妊娠の経腟分娩トライアル)の予定でしたが、2月3日緊急帝王切開により無事次男を出産、その後9日間入院して退院しました。

出産の記録はコチラ↓
TOLACを希望しましたが、断念して帝王切開での出産となった話。

帝王切開による出産で9日間の入院=229,113円(出産一時金42万を引いた金額)

長男と夫も一緒に寝泊まりしていたため、通常の個室より高い特別室に泊まっていたので、
+4,000円×9日間=36,000円通常よりかかっています

本来であれば「限度額適用認定証」を提出することで、下記の金額まで支払いを抑えることができました。

医療費の自己負担限度額(同一月1ヶ月あたり)
ア 標準報酬月額83万円以上 252,600円+(医療費-842,000円)×1%
イ 標準報酬月額53万~79万円 167,400円+(医療費-558,000円)×1%
ウ 標準報酬月額28万~50万円 80,100円+(医療費-267,000円)×1%
エ 標準報酬月額26万円以下 57,600円
オ 低所得者:住民税非課税 35,400円

が、退院時の会計時までに限度額適用認定証が必要だと言われてしまい、里帰り中だっために間に合わず断念しました。

ちえ
ちえ
入院・手術など医療が高額になるとわかっていた場合、あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受けておくことを強くおすすめします!

私は自分で入っていた医療保険で帝王切開手術が保険適応となったので、いくらか保険でまかなえました。結果的に帝王切開になったことで金銭面で助かりました。
もしTOLAC(トーラック)で出産していたら保険適応とならなかったので、さらに費用がかかっていたと思います。

保険がおりたとはいえ、医療費の自己負担限度額以上を支払ったので、確定申告の際に医療費控除の申請をする予定です!

最後に

母子手帳をもらう前の産婦人科受診2回と補助券ありの妊婦健診10回にかかった費用合計は、40,790円でした。

しかし、37週という予定日より3週間早く出産となったため、通常であれば出産までにあと2回ほど妊婦健診を受けていたと思います。
その場合、3,200円:7,000円ー3,800円(補助券)×2回=7,400円ほど追加でかかる計算なので、合計48,190円です。

ちなみに補助券を使用して受けた妊婦健診10回で実際に支払った費用は31,160円です。
補助券を使わなかった場合は、111,620円かかったことになるので、補助券に80,460円お世話になりました。

保健センターで「妊婦健康診査助成金」の交付申請を行う流れ

後日、市外で受けた妊婦健診を自費で支払った分(補助券が使えなかった分)の返金をしてもらうため、以下の持ち物を持って保健センターへ申請へ行きました。

1.妊婦(産婦)健康診査受診票のつづり(母子健康手帳別冊)
*未使用の受診票を切り離さずお持ちください。
*産婦健康診査については、ご自身の氏名等を記入した上で、医療機関において受診票の診査結果欄への記入と押印がされているものに限ります。医療機関の記入・押印がない場合は助成できません。

2.母子健康手帳

3.領収書(原本)
原本は申請手続の際にコピーされ、裏面に申請済の印を押されたものをその場で返却してもらえます。

4.印鑑(認印可。朱肉使用のものに限ります(スタンプ印不可))

5.妊婦本人名義の口座番号が分かるもの
返金を受ける口座情報を申請書に記入するため。

3枚ほど申請書を記入し、領収書の確認が済めば手続きはすぐ終わりました。
あとは指定した口座に助成金が振り込まれるのを待つだけです。

<追記>
4月下旬に保健センターで妊婦健康診査助成金の交付申請をしましたが、6月末日に指定した銀行口座へ振り込みがあり、還付されました。
翌月末に還付されると保健センターの方には聞いていたのですが、申請から2ヶ月後の月末に振り込みがありました